【鹿大生にインタビュー】学ぶって意外と楽しい!個性あふれる大学ゼミの世界
高校生の皆さん、こんにちは!
突然ですが、皆さんは大学での学びに対してどんなイメージを持っていますか?進路を考える中で、「大学の勉強って難しそう」「どんなふうに学ぶのか想像がつかない…」と思っている人、多いのではないでしょうか。
でも実は、大学での学びは自分の興味を追求することができる、とても楽しいものなんです!
その中でも「ゼミ」と呼ばれる授業は、大学ならではの学びの一つ。
今回は、法文学部のゼミで学ぶ4人の大学生に、ゼミとはどんなものなのか、インタビューしてみました!✨
馬場ゼミ 法経社会学科・経済コース
👨経済コース4年 Tさん
①ゼミのテーマ・活動内容
マーケティングについて勉強し、毎年産官学連携のコンサルティング事業を行っています。具体的には、事業所での現地視察や事象者へのヒアリング調査、学生自らによるユーザー体験、顧客への聞き取り調査を行っています。さらに今年度より、事業可視化・課題設定ワークショップやマーケティングプラン・アイデアソン等にも新たに取り組んでいます。これらを通して経営の現状を把握した上で、問題解決思考とマーケティングマネジメントの知識をベースに問題を発見し、解決策であるマーケティングプランを考案しています。
産官学:産(民間企業など)と官(国・自治体など)と学(大学・研究機関)の3つの組織が連携すること
②そのゼミを選んだ理由
マーケティングに興味があったのと、実践ベースで経験を積めるカリキュラムに惹かれて選びました。
③ゼミでの経験を通した、大学の学びへの意識の変化
大学の中の座学だけが授業だと考えていましたが、ゼミでの活動を通して大学外にも足を出して実践的な学びを得られたので、そこの印象が変化しました。とても良い経験でした!
④大学での学びの魅力
自分の興味・関心に基づいて学べること、実学ベースのものが多くなって学びが生きること、世界は自分が思っているよりも広く深く複雑だということに気付けるということです!
金子ゼミ 法経社会学科・地域社会コース
👩地域社会コース2年 Rさん
①ゼミのテーマ・活動内容
若者論、コミュニティ形成・地方での町内会、子ども会との交流、韓国や離島での企業や町内会に関する研修、まちづくり、地域づくりに関する学び
②そのゼミを選んだ理由
雰囲気が良く、若者の就活問題に関することなど、興味があることを学べるから。
③ゼミでの経験を通した、大学の学びへの意識の変化
講義室で教授が話すのを聞くのがほとんどだと思っていましたが、ゼミ活動を通して、様々なところに出かけて肌で感じる機会がとても多くあり、実践的な学びも多く得られることを知りました!
④大学での学びの魅力
自分の興味のあることだけを選んで学べることです!
竹岡ゼミ 人文学科・多元地域文化コース
👩多元地域文化コース4年 Yさん
①ゼミのテーマ・活動内容
書籍文化研究(書籍に関する研究を行っています!)
②そのゼミを選んだ理由
本が昔から好きだったので、本に関する研究に興味を持ったからです。本に関する研究という抽象的なテーマのゼミだったので、幅広いテーマから卒業研究のテーマを決められるのも良いところだなと感じました!
③ゼミでの経験を通した、大学の学びへの意識の変化
このゼミでは、発表→質問という流れなので多様な人の意見に触れることができます。研究は1人でするものだという印象があるけど、みんなから助言をもらうことができるので、そこが当初のイメージとは異なりました!
④大学での学びの魅力
知りたいことにとことん向き合えることです!高校生の時に比べて自由度が高いので、自分でいろいろなことを選択して学ぶことができます!
尾崎ゼミ・兼城ゼミ 人文学科・多元地域文化コース
👩多元地域文化コース3年 Hさん
①ゼミのテーマ・活動内容
テーマは、参与観察や聞き取り調査といったフィールドワーク(現地調査)をベースに、「人」を対象にしながら異文化を理解することです。個人の卒論テーマに沿って各自研究を進めて、ゼミの時間に先生方からフィードバックをいただきます!
参与観察:調査者自身が調査対象である社会や集団に加わり、長期にわたって生活をともにしながら観察し、資料を収集する方法
②そのゼミを選んだ理由
ほかのゼミと違い、研究対象である地域の人々と関わってフィールドワークを実践するところに魅力を感じたからです。また、ゼミの先生の講義を2年生の時に履修してみて、研究手法の一つである「聞き取り調査」が自分に合っていると感じたので、このゼミを選びました!
③ゼミを通して大学への学びの印象がどう変化したか
文化人類学ゼミを通して、大学での学びに対する印象が「知識を得る場」から「社会の見方を変える場」へと変化しました。当初は講義内容を覚えることが学びだと考えていましたが、フィールドワークを通じて、人々の行動や価値観には背景となる文化や歴史が深く関わっていることを実感しました。自分の当たり前が必ずしも他者の当たり前ではないことを知り、物事を多角的に捉える姿勢が身についたと考えています。
④大学での学びの魅力
総合的かつ専門的な学びができるという点です!法文学部は5つのコースから構成されており、所属しているコース以外の専門科目を履修することも可能です。実際に私は多元地域文化コースに所属し文化人類学を専攻していますが、経済分野も学びたくて経済コースの講義をいくつか取っています。幅広く学びながら、自分の興味を深められる環境が整っている点が魅力です✨
高校生に伝えたいこと
最後に、高校生に伝えたいことを聞いてみました!
👨経済コース4年 Tさん
どこの大学のどこの学部に行っても、大学生活を豊かにできるかどうかは自分の行動次第なので、大学受験はゴールではなく、人生のスタートだという意見もあるということを頭の片隅に入れておいてほしいです。
👩地域社会コース2年 Rさん
今明確にやりたいことがある人もぼんやりとしかない人も、大学に入ってから興味のあることが改めて明確になることもあるので、今は焦らず行きたいところに行けるようにコツコツ頑張ってほしいです!
👩多元地域文化コース4年 Yさん
大学生になったら、主体的に行動することで想像以上に自分の可能性がぐんと広がります!自分への期待を胸に、大学での生活を楽しんでほしいなと思います!
👩多元地域文化コース3年 Hさん
自分の興味や感情を大事にして、いろんな世界を覗いてみてほしいです!大学はとても自由で、人の考え方や社会の仕組みを多角的に学べる場所です。新しい発見や出会いを通して、自分の世界を広げていってください🌎
いかがでしたか?
大学では、高校までの勉強よりもずっと自由で、自分の興味があることを徹底的に追究することができます。この記事が、大学受験を考えている皆さんの役に立てたら嬉しいです🌟
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Written by
- ゆうか
- 編集部|鹿児島出身|音楽を聴くのが大好きです✨
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- はるな
- 福岡出身|2年生
